3冊

『シリアスレイジ7 未来を受け継ぐもの』白川敏行
予想通り全ての風呂敷はたたみきれてないものの、とりあえず現状守屋を襲っている最大級の事件に関しては完全に収束したし、シリーズ開始時の彼の当初の到達点にまでは達せれたのでボチボチOKって感じ。
今回は捕獲された守屋の救出/絶滅させられた組織の生き残りによる復習/かつての裏切りに対する粛清と失敗の清算、の三重奏による最大級の戦争。
次々にメインキャストが増える一方で全く持って謎だった彼らの過去が明らかになりつつ人生時代皺曲を迎えるというなんとも打ちきりっっぽい様相を呈しつつも全員が全員自分の信じるもの及び大事だった何かのための戦いを繰り広げる。
正直いろんな部分で消化不足な感じはあるもののダラダラ続けるのでなくここで終わりなのはある意味正解かも。
当初のノリとは大分変わってきたものの、主人公の信念だけは最初から一切翻ることなく最後につないでるのでまあいいかなー。
244冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)シリーズ通算


『扉の外Ⅲ』土橋真二郎 
ボードゲーム、対戦ゲームに続くのはオンラインゲーム。
現時点のゲームの最先端とも言うべき概念を持って監禁された高校生達は戦いを続ける。
これにてシリーズ完結であり、そのラストはなんともいえないダーク且つ曖昧なものではあるのだがこれまでの展開から本当の最後どうなるのかはあっさり理解できちゃうわけで。
読み終えてみるとすげぇ狂った物語だよなあ、という感想を得るものの一皮めくるまでも無く俺も似たような気持ちを持っていたりするのでそう自覚してほんのりとむなしくなったり。
いやはや結局のところ人間というか生物なんてのは自身以外の全てに対してある程度の危機感を持って生きるしかないんだよなあ。
245冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)シリーズ通算


レジンキャストミルク8』藤原祐
恐らくは本編最終巻。
取り戻した幼馴染/失った親友/待ち受ける最後の決戦
正直ここにきて語るべき言葉などない。
一切の容赦も躊躇も情けも無く、数値上では圧倒的大差をつけられた戦力比の中全員が全ての力を終結して戦いきる。
誰もが幸福になれる未来なんてものは始まりの時点で消失していた物語ではあるものの、このラストは正直読んでて泣きそうに。
書けば書くだけ陳腐になりそうなのでここまで。
ラスト一冊、待ち焦がれる。
246冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)