微妙作

『マルティプレックス 彼女とぼくのコミイッタ日々』田村登正
現実に身体状況がフィードバックしてくる謎のオンラインゲームのテストプレイヤーである少年少女の日常と戦いを描いた微妙な作品。
一作完結と思って読んでみたら普通に次回に続いていたのでびっくり、というか一話完結と思ってた理由が読み終わった今になってもわからないんだが。
現実部分よりゲーム部分に比重を高くおいているうえに、現実での記憶はゲーム内では持ち越せないという設定なため、どうにも出来の悪い戦争小説読んでるような感じしかしなかったというか。
反面ゲーム内での記憶を持っている現実でのあれこれは非常に面白かったんだけど。
ここの比率、というか使い方をもうちとどうにかしたら傑作になったんじゃないかなー、とは思うのだが。
249冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)