始まりの物語

『カオス レギオン0 招魔六陣篇』冲方丁
母から授けられた偉大すぎる力に耐え切れず視力を失った少女。
彷徨う妖精をたった一人の友として日々を生き抜いていた彼女が出会ったのは巨大なシャベルを抱えた一人の騎士だった。
一人にして大勢たる軍団であるジークと、彼の従士にして万里眼の使い手たるノヴィアが出会い、彼女が自身の運命を見定めるまでの物語を描いた物語。
正直出会いから覚醒までの流れはとてもよかったのだが早々にドラクロワと第一次接触を果たしてるってのがなあ。
別れから二年経過した時点での物語りだから構わないのかもしれないのだけれど、まあ個人的に。
終点が見えてる物語だけに過去が語られるにつれてシリーズ全体に深みが増していく構成なわけだが、その出だしとしてはボチボチ順調な感じ。
残り5冊分堪能するとしませう。
262冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)