徐々に面白く

『カオス レギオン01 聖双去来篇』冲方丁
ジークの従士であるノヴィアが正式に銀の乙女の一員として迎えられるお話、それと色々といわくを抱えた感じがするものの現状すげぇ平和とされている聖地でのノヴィアと次期領主とのコウリュウを中心としたお話の二作で構成。
前もそうだが既に最強であるジークではなく、ノヴィアが徐々に自分という存在を確固としていく家庭を描いた物語という感じが強かったり。
相変わらずジークの本業メインに描いた物語では裏切りとか騙まし討ちとかをいかに力ずくでなぎ倒すかがメインになる感じのワンパターンさが確立されているが、ノヴィアメインに視点をずらした際は過去や現在や未来に対する葛藤が切に描かれたりして新鮮で面白いというか。
とかく、じわじわと面白くなってきていることは確かなので残り4冊一機果敢に参りましょう。
267冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)