バカが来る

バカとテストと召喚獣井上堅二
テストの結果と比例した能力を持つ召喚獣をもってクラス同士で戦争をしあうことが可能なシステムを持つ実験的な高校で巻き起こる下克上上等な戦乱の日々を描いた超絶馬鹿なエンターテイメント小説。
紛れも無い天然馬鹿であるところの主人公、元神童な馬鹿である肉体派リーダー、外見超絶美少女中身は普通な演劇部所属の男子高校生、実力だけなら学年二位だがテスト当日の体調不良がたたって最下層クラス進級が決定してしまった正統派美少女、見え見えなまでのツンデレではあるがツンの方向が明らかに殺意に近い活力系美少女、無口な割に行動的で内心学校一のムッツリスケベ。
そんな彼彼女らが快適極まりないAクラスの設備を奪取すべく召喚戦争を仕掛ける物語。
決戦までの過程は戦略的に面白く、その途中の阿呆騒ぎもばかばかしいほど面白く、更に章の間に挿入される馬鹿テストが普通に面白く、擦れ違ってすらいないラブコメ要素すら面白いという絶品。
いやいや正直俺的に大絶賛できる感じ、即座に既刊そろえよう。
268冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

刀語 誠刀・銓』西尾維新 
長らく続いた刀語も残すところあと2話。
今回の舞台は全ての始まりの地とも言える陸奥の地。
ここにきて戦うべき敵自体が大きく変貌し、歩き続けてきた戦いの道自体が違った意味を持つことを二人と読者が知ることに。
12振りの刀によって生まれた完成形ともいえる刀の存在、そしてその正体。
滅びた忍者と滅ぼした忍者との因縁と間もなく切られる決戦の火蓋。
最初の不安もなんのその、巻数を重ねるにつれて面白さを増していく大河ノベル。
後はただただ一緒にくらいついていくだけ、彼彼女の旅の果てには何が待つのやら。
269冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)