銀の剣

ガンパレード・マーチ 山口防衛線?』榊涼介
束の間の安らぎを得て腑抜けた戦士達が牙を研ぎなおし、次なる戦いへの力を蓄える物語。
奪われた土地で未だ眠り続ける仲間達、そして生き残った彼らの力で得た時間を利用して得た装備/人員をもって幻獣の本土制圧作戦に抗する人類。
最悪ともいえる数日間を描いた山口防衛線もこれにて終戦。
災禍を狩る災禍として、実質的にたった二人で日本を救うに至った天災達。
未だ取り戻せない失われた何かを埋めるため、彼らを始めとした一同は因縁の土地に再び赴くであろう。
手に汗握り続けるしかない展開の連続と生まれ続ける戦場でのドラマ。
数字でしか現されることのない名も無き犠牲の果てに得られる一つの戦果。
次なる戦いに胸躍る。
277冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)