どうにか二冊

クビシメロマンチスト西尾維新
相変わらず何度読んでもシリーズ屈指の面白さを誇る本書だが、これはやはり零崎人識、葵井巫女子、浅野みいこといった今後の物語に於も何気に名前が出てきたり登場したりする魅力溢れすぎなキャラクターが登場する巻である、ということが第一の理由だろう。
更に言うと恋愛や友情といった比較的わかりやすい題材を中心に据えつつも華麗にスルーしている様なんかもその要因。

それはそれとしてこの作品に没頭できるかはいかに語り部であるところのいーちゃんに感情移入できるか、あるいは出来ないかの一点につきます。つまりはまあ全人類がその対象だと思うんですけど実際はどうなんでしょうね。ちなみに感情移入できるかできないかなんてどうでもいい、と思う人こそ一番読者に相応しいはずなんですけど。

322冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)


モンスターハンター 魂を継ぐ者③』氷上彗一
冬ということが関係あるのは冗談って気もするが、蟹に始まり蟹に終わる一冊。
今回のメインは初の古龍討伐戦。
ゲームに於はオフはソロ、オンは4人で美味しくいただく程度の強さでしかないシェンガオレンだがあっちの世界においては50人がかりで全設備使用&爆弾乱用で挑むほどの恐ろしさ。
そりゃまあ敵意の欠片すら持ち合わせていないにもかかわらず規格外の重量を伴った歩行のみで人造物にの全てを破壊する存在なんざ洒落にならねーよなーと。
近頃は狩猟からとんと離れているけれど、こういうのを読むと久々に何か狩りたくてたまらなくなる。
でもまあ次はGまで何もしないだろうけど。
323冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)