首吊り

クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子』西尾維新
全てを理解した上で改めて読み直してみるとこれって結構直球のミステリなのかもしれないなあー、とかいう思いが沸いてきた。

これは確か密室本企画のうちの一冊として書かれた物語であり、大きな密室空間の中で起きる凄惨な惨殺事件を取り扱った非常にジグザグな物語でもある。
振り返ってみればそこそこ重用キャラであるはずの脇役達が颯爽と登場したと思った早々に撤収したり、戯言遣いたるいーちゃんの事件体質の理由がそれなりに解明されたり、後々に大事な意味を持つ登場キャラ達を匂わせてみたり、薄いながらに盛りだくさんな内容。

ちなみに読みどころは最強の赤が登場するシーンとか人類最強の請負人が登場するシーンとか、つまりはまあ哀川純に見惚れつつ時折いーちゃんに共感するぐらいがベストな感じ。
326冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)