中盤戦突入

サイコロジカル<上> 兎吊木垓輔の戯言殺し』西尾維新
今更ながら物語の全てを一つの線としてとらえた場合この巻はまさしく起承転結でいうところの転にかかるかかからないかぐらいの曖昧模糊とした位置にある一冊である。
いーたんとデッドブルーが離れていた期間、お互いにどんな時間をすごしていたかは知らない二人、というか一人と一人だが、そんな彼らの過去を知る一人と一人がここで登場。
二人が出会った瞬間から停滞し続けていた時間が動き出し、世界の歯車が回りだす。
といってもまあ上下巻なためこの巻では精々一人分の惨殺屍体が出ただけの酷く平穏且つ刺々しい非日常が描かれただけともいえるのだが。
327冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)