根こそぎに

ネコソギラジカル<上>』西尾維新
起承転結が結における起。
此処にきて王道的少年漫画を凌駕する展開と熱さを魅せる戯言シリーズ
倒したはずの雑魚は当然ただの雑魚ではなく、倒しようが無いはずの強敵はあっというまに駆逐し、生きているはずの敵が当然死んでいるかと思えば、死んでいるはずの奴らは言語道断とばかりに生きている。
何かをする気になっても何も出来ないまま事態だけが好転し。
何もしたくないと思っても状況だけが悪化する。
ただまあ・・・ボチボチ戯言だけじゃやってられない。

戯言を遣うことをやめつつある戯言遣いの最後のお話。
まだまだラストスパートの助走段階なんだけど、これまでの出会い別れその他諸々総決算。
三度目ぐらいの再読なんだが、一心不乱に楽しめる一冊である。
330冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)