物語

化物語<下>』西尾維新
前回も多分そうだったんだろうが、再読であるところの今回の俺からしても”つばさキャット”における先輩後輩の掛け合いの面白さは尋常ではなく、それは上巻のそれと比べても比較できないほどであり、同様に現在俺ランキング一位に佇む”バカとテストと召喚獣”にさえ匹敵する勢いである。ちなみに物語性という意味では化物語に軍配が上がるため作品としてはこっちのほうが上位に位置するのだけれど。
そんなこんなでようやく準備が整ったので次はいよいよ”こよみヴァンプ”である。
54冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

傷物語(パンドラVol.1収録作)』西尾維新
厳密には雑誌一冊読み終えて初めて一冊に勘定すべきところなんだろうけれども、流石に一つ辺りの頁数が多いので、そしてこの一つのためだけに買ったといってもいいぐらいなので特例。

さて化物語が始まる以前、そもそもの発端ともいえる吸血鬼と高校生の出会いを描いた”こよみヴァンプ”がついに登場。かねてから吸血鬼は加害者ではなく被害者だ、と前作で明言していたが、その真相が明らかになる。前回の掛け合い担当であった小学生と後輩と出会う以前の物語であるため掛け合い部分は然程のことはないのだが、今回はメインを伝奇物よろしくな異能バトル及び高校生的思春期真っ盛りな一人称的独白レベルが尋常じゃなく上がってるので充分にフォローできている。好み、という意味では化物語のほうが好みだったけれども、こうなった是非に最初の”つばさキャット”も読みたいものである。
55冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)