ゲーム性ってのは

ツァラトゥストラへの階段2』土橋真二郎
今回のゲームは”キング”と”クイーン”による陣取り合戦を建前とした出口探しゲーム。
設定やルール自体はこれまでになく単純だが、絡む要素が膨大すぎてプレイヤーは処理能力の限界以上の活動を余儀なくされてリミットブレイク。
観念的には理解できるんだけれど実際問題理解不能な世界が展開されており、何となくな雰囲気を楽しむしかない自分の凡庸さが切なくもあるんだが。
相変わらず人間の真実を描くというか、所詮皆利己主義である、と断言してるかのような感じにどこぞの賭博黙示録系漫画を彷彿とさせるのだけれども、下地が全員ガキなのでそこまで思いつめた感が無いのがなんとも。
難解さを増すことがゲーム性を高めることに直接繋がるとは限らないわけなので、もうちょいわかりやすい形で楽しませて欲しい気がするのだけれども、まあ今後も楽しもう。
60冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)