二日がかり

『under 異界ノスタルジア』瀬那和章
第14回電撃小説大賞<銀賞>受賞作。
死者の魂を砕き/拡販し/再生し/現世に戻す存在、即ち”異界”
現世と隣り合わせである第一界、第一界と隣り合わせである第2界、階層を追うにつれて魂の形はゆがみ、世界自体も現世とはかけ離れたものとなる。
異界と関わり異能の力を持つに至った人間達は自ずと異界の強い侵食を受けることと成る。
3年前失踪した兄からの手紙を受け取り、とある探偵事務所を訪れることとなった少年が初めて異界の存在を知ることから物語は始まる。

他の受賞作に比べればダークな色合いが強い、というか萌え系ではないパターンのラノベとしては正統派ともいえる現実世界におけるファンタジー。
そのため然程新鮮味にかけるのだが起承転結の使い方は大したものだし、設定自体もそこそこ面白く、尚且つ明らかにシリーズ化を目論んでいる構成であるため暫くは付き合う予定。
63冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)