耳をすませば

初めて見たのがいつかは忘れたが、多分作中のメインキャラと似たような歳だったはず。
この物語は完全に思春期真っ盛りの少年少女を主人公に描いてはいるものの、実際に見て楽しめるのは同年代よりある程度年齢が上、或いは精神的に多少の成熟が窺える人間なんだろうなあ、と今の俺はそう思う。
実際俺がこの作品を面白いと思えるようになったのは二十歳を超えてからであり、その後は見れば見るほど面白さが深まっている。
で、今回は地上波初のアプコン/ノーカット放送なので完全保存版認定しつつリアルタイムで見ている俺がいたり。

さて、内容に関してはソラでいえるほど覚えてるのでアニメ作品としてどうか、という視点で追ってみよう。
何度見ても声優のレベルの低さには驚愕するしかないわけで、雫の父親に関しては黒歴史と断言しておかしくないようなレベルである。
演技が下手とかいう以前に日本語の発音としてどうよと思う台詞が多々あるし。

で、続いて作画に関して目を向けてみると、背景や町並みなんかは素晴らしいのだがキャラクタの作画が崩れる部分が多々あり、場面によってはヒロインすら別人に見えたりするから驚きである。
手を抜いている、という印象は欠片も感じないのだけれども、まあ完全手書きの時代だから仕方ないのかなあと。

後は・・・まあ色々と言い出したらきりがない気はするのだけれども、こんなことに気をとられてたら折角の作品を楽しめないのでここまで。