やはり傑作

バカとテストと召喚獣3』井上堅二
前二作とも初読と比較すればややレベルが落ちるにしか楽しめなかったのだが、この一冊に関しては二度目とかそういう瑣末なことは一切感じさせないほどの爆笑を俺に提供してくれた。
わかりやすくいうと、帰宅途中の車内でのにやけを隠すために顔下半分をマフラーの中に隠さざるを得ないレベルの。
青少年の欲望のままに無駄なカリスマ性と団結力を発揮し、戦力差をものともせずに一致団結して敵に立ち向かうその生き様。
冷静になるまでもなく全員が全員直球どんぴしゃの性犯罪者でしかないはずだが、それなのに何故か輝いて見える彼らの姿。
急転直下、というほどではないにせよ、今後の展開が気になって仕方ない反則スレスレなラストシーンも焦らしプレイみたいでたまらない。
72冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)