兄弟上陸

BLACK BLOOD BROTHERS 1 兄弟上陸』あざの耕平
よくよく考えてみると初めて読んだ後読み返した覚えがないので恐らく読むのは二度目。
最早本編クライマックス直前ってところまで辿りついた今になって読み返すと、大本の構成は書き出した時点で決まっていたんだろうなあーと思えるぐらいに伏線が散りばめられている。
更に当時は大して重用とは思っていたなかった台詞の端々や各キャラクタの感情の揺らぎなど等がすげぇ重いものに感じてきたりも。
とはいえ一巻目であるこの巻では事前説明というか、この世界観における吸血鬼のあり方や過去に起こってしまった大戦争の余波が残る現状、及び特区という特殊な場所やカンパニーという組織についてなどなどの軽い紹介を交えつつ主要キャラクタに自己紹介をさせている部分もあり、非常にライトなしあがりになっている感じは受けた。
それでも既に今後の展開が楽しみで仕方ないような壮大な物語の序章としての役割を十二分に果たせているんだから凄いよなあ。
75冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)