ただただ没頭

BLACK BLOOD BROTHERS 5 風雲急告』あざの耕平
第二部開幕と同時に特区及びカンパニー誕生以来最大級の危機が到来。
僅か一年間の騒々しくも幸せな日々に終止符を打ち、黒と赤の血族の共存は新たな局面に突き進む。
自らの目の前で音を立てて崩れ落ちた仮初の平和を前に立ち尽くす少女が自らの力で前へ進むことを決めた時、セカンドカンパニーへと続く道が産声をあげたわけで。
各方面が大あらわな最悪な現状が迫りつつも挫けずに立ち向かう熱きおっさんどもの底力に惚れろ。
86冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)


BLACK BLOOD BROTHERS s2』あざの耕平
コメディ/シリアス/エロス、などなどを程よくブレンドしたステキな短編集。
今回は顔見せ的な話もなくただひたすらに良い食材を美味しく調理した感じ。
一切手抜きが見えない珠玉の短編集の完成だ。
87冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

BLACK BLOOD BROTHERS s3』あざの耕平
本編の4と5の間に繰り広げられた日常描写+世界恐慌時代の吸血鬼の物語。
色々大変ながらもまだまだ平和だった頃の特区。
ケイン/ゼルマン/サユカなどの一巻から登場していたが然程クローズアップされなかったメインキャラが主役を張る短編がちらほら。
一番物悲しいのは・・・やはり宝くじの回だが。
88冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

BLACK BLOOD BROTHERS s4』あざの耕平
伝説の”クイーンM”編。
無職となった元調停員が艱難辛苦を味わいつつも闇世界の頂点に踊りで、更に僅か半月後に没落し指名手配犯となり特区を逃げ惑う。
短編による連作、殆ど長編といってもいいぐらいに連続した一冊ながらも、基本スタイルはコメディ重視に重々しい話を魅せる。
特区の情勢自体がシビアな結果作り出すことが出来た物語。
こんな馬鹿騒ぎですら今の特区では叶わないことになってるんだよなあ。
89冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

BLACK BLOOD BROTHERS 6 九牙集結』あざの耕平
賢者の復活の兆しと決定的な特区崩壊の兆し。
前作より半年が経過し、物語は怒涛の展開をみせる。
正直語るべきことはとてつもなく多いのだが大体このぐらい物語が煮詰まってくると何も書けなくなるのが俺の限界でしかないというか。
結局表象的にしか何もかもを感じ取れない自身の未熟さが嘆かわしいねー。

ということで、一ページたりとも気が抜けない。
90冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

BLACK BLOOD BROTHERS 7 王牙再臨』あざの耕平
特区壊滅/竜王陥落/王牙再臨
第二部完結、ここまでは九龍側の思惑通り。
ほぼ敢然敗北を喫する形となった特区側だが、次代への希望だけはなんとか保つことが出来る。
それは11年にわたり影で特区を支え続けた人間の一人である調停員の成果ともいえる一人の弟子の存在が大きかった。
絶対的危機の中でも自分のすべきことから目を背けることなく奮闘し続ける奴らの生き様に涙すら浮かぶ。
さて、赤と黒の血族はいかにしてこの絶望的状況を覆す・・・或いは終局に導くのか。
91冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)