事件の2

紫骸城事件上遠野浩平
ミステリとして考えると前作よりは緻密、というか練られてる印象は受けるものの、それはこのシリーズの本質とは然程関係ない気がするので。
今回はEDの出番は控えめで、とある国の英雄と、とある二人の戦地調停員と、とある二人の魔女と鬼が出ずっぱりというか。
世界設定に踏み込んでみたり魔術設定に踏み込んでみたりしつつ、人の悪意や世界の意思みたいな部分に重きを置いた哲学的といえなくもない娯楽小説。
何度読んでも面白いものの、その度にやはりEDが一番だ、と思い返させられる俺でもあった。
99冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)