二冊

ミステリクロノⅢ』久住四季
相変らずミステリとして上々。
といっても謎解きの妙ではなく物語の起承転結のつけかたが上手いというか、それまでの流れを一気にひっくり返して読者の心象を思うように弄ぶ力に長けているというか。
今回は人間自体を描くためにクロノグラフが使用されることとなったので前2作とやや印象が違ったように感じられたのだけれども、純粋な面白さでは一番かも。
ただどうにもヒロインである真理亜が好みじゃないので主人公の魅力ととんとんで+-0でしかないのが残念なところである。
114冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち①』秋田みやび
バージョンアップ/世界設定一新を果たしたソード・ワールドRPG
そのリプレイ第一弾は”へっぽこ勇者”を世に送り出した秋田みやび
相変らずのマスターッぷりはさておき、一気に革新されたルールや種族なんかの関係上流石に速攻世界観に入り浸ることは出来ず。
というかまだまだ世界の紹介段階って感じなので、今後リプレイを楽しむためにはルールブックも買ったほうがいいんじゃないかと素で悩んでみたり。
一つの読み物としては充分以上に面白いのだけれども、前リプレイシリーズ程に没頭できるようになるのは大分先かも。
115冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)