対立

狼と香辛料8 対立の町 〈上〉』支倉凍砂
新たな街での宿敵との再会。
もはやラノベらしさがキャラクタ要素以外皆無なシリーズとなってしまったわけで、今回はこれまでに増して規模が拡張しての経済戦争。
たった一言の遣り取りを違えただけで全てが破綻してしまいそうな商売人同士の会話の応酬が熱すぎて背筋が凍る。
主要三人の関係性がほのぼのとウェットの効いたものになる一方で対外的な遣り取りの全てが、それに相反するかのようにがさついているのだからさあ参った。
とりあえず只管に状況を拡大させてロレンスを追い詰めることとなった上巻だったわけだが、この状況に対していかに対抗していくのか、非常に楽しみだ。
134冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)