終わりのクロニクル

終わりのクロニクル1(上)』川上稔
読むたびに思うことではあるが、一巻を書いた時点で最終話までのプロットを切り終えているというだけあって、全てを知ってから読み直すことで改めて感心させられる内容であることにただただ脱帽。
伏線をはりまくりつつも単体で読んで充分楽しむことの出来る文章センス。
曖昧に濁してるかのような描写の全てが後を活かすための材料として昇華。
読者の好みで評価は大分変わるシリーズではあるものの、異常とすら思える設定の緻密さと膨大さに関しては誰も反論できないんじゃなかろうか。
多分シリーズ通して再読するのは二度目になるが、じっくりと堪能する予定。
163冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)