ツンデレってのはこういうことだろ

『アカイロ/ロマンス 少女の鞘、少女の刃』 藤原祐
藤原祐待望の新作は、案の定純正ファンタジーではなく微妙な非日常的ファンタジー。
一巻とは思えないほどに次々と状況が動きまくり、これ読みきりじゃねーのか、的な加速度で読者を翻弄。
好みっぽいキャラを実質的にあっけらかんと使い捨ててみたり、ライトなようでかなりめにハードな人間関係を投入してきたりと、相変わらず容赦が無い。
イラストレーターと一丸となって構築された世界観だけに、文章と絵との親和性が高いのは前シリーズから変わりなし。
いやはや、楽しみなシリーズである。
199冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

とらドラ8!』竹宮ゆゆこ
人間関係も大分煮詰まり、結果的に頁をめくるのが恐ろしくなるほどに緊張感に苛まれるばかりなこのシリーズ。
相変わらずコメディ部分は異常なハイテンションを見せ付けるのだが、肝心の恋愛部分・・・いやまあ結局のところ全てにおいて恋愛に直結してるのがこのシリーズではあるのだが、その恋愛部分の描写が生々しくてたまらん。
特にこの巻におけるクライマックスである、幻覚と追悼的なあの部分は、読者的には見え見えな展開であった分衝撃過ぎてなんかもうデカルチャー
最近動き続けていた状況が今回で一気に加速したため、まさしくいまこそクライマックスなんだろうなあという思いで目一杯なわけだが、もうこのまま一気に駆け上っていただきたい所存である。
200冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)