一気果敢

涼宮ハルヒの陰謀谷川流
改めて読み直して、みたいなことを毎巻書いてる気がするんだけれど、今回もまあ面白いこと面白いこと。
ハルヒのとあるイベントに向けた感情の動きや長門の変化やみくるの悶々っぷりや古泉の微細な変化やキョンのスタンスがとてつもなく心地よい。
物語、というか涼宮ハルヒとか未来とかを巡る周囲の色々も一気に動き出し、謎の組織の登場なんかもあってストーリー的にも目が離せない感じである。
214冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

涼宮ハルヒの憤慨谷川流
中篇二つの中篇集。
事件のレベルとしては、まあ一つは日常レベルで一つは世界レベルなので比較は難しい。
ただ、段々とハルヒがかつての自分を取り戻しているというか、超常的能力の発露がなくなりつつあることがこれまでにまして強調されてきたような空気が。
215冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

涼宮ハルヒの分裂谷川流
すぐ出ると思った続刊が出ることなく早1年半。
色々と含みを持たせた挙句放置プレイってのは読者的には歯軋り物のストレスを受け続ける状況が継続するってことなんだが、まあがんばれ作者ということで。
今回は一人の重要人物+色々登場に伴い、久方ぶりにハルヒの深層心理に乱れが発生。
後はまあシリーズ初というか他の作品みてもそれほど使われていない分岐ルートを同時収録してみたり。
バタフライ効果持ち出すつもりはないが、一つの大きな状況の変容に伴って翌日の展開が全然違うってのはどういうことなのかなーとおもうんだが、まあ天蓋の仕業なんだろうかねえ。
さてさて、ぼちぼち続きを希望する。
216冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

『"文学少女"と神に臨む作家 (下)』野村美月
これにて“文学少女”シリーズ本編終了。
怒涛の勢いでこれまでの伏線を消化し、各登場人物の過去やら経験やらを全力で活かしつつ完膚なきまでに物語を完結させてくれるとは。
これ一冊のみを読んだところで感動は得られるはずもなく、これ以前の物語を読んできている同士ならば共感が得られるだろうから深く言及するつもりはないのだけれども。
まあ最後の最後まで摂食障害なのか役作りなのか本気で人外なのかが判明することなく終わってしまったことに対してのみはなんとなく残念な気持ちを抱いてしまうのだけれども。
217冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)シリーズ通算