二冊

『偽物語 (上)』西尾維新
怪奇がどーとかはさておき、相変わらず上質すぎる言葉遊びをこれでもかという勢いで叩きつけてくれる素晴らしすぎる作品。
化物語後日談とも言える作品にして、いろんな成分の補完やら補足やらを十全にとりおこなってくれたりもして。
ただまあ個人的に多少切なかったのは次の下巻でシリーズ完結であろうことが広告的に断言されたことだったりするのだけれども、色々とあった問題の数々は一応終了しつつあるムードが漂ってきたのでキリがいいといえばいいのかなーとも思ったり。
ただ、ドラマCD的には最高な気がするこのシリーズ、いかな形でアニメとして描かれるのかが楽しみでもあり不安でもあり。
って全然これ自体への感想にはなってないのだけれども、一連のシリーズの一冊としてとらえるということで。

さて、では来年春を待とう。
219冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

ツァラトゥストラへの階段3』土橋真二郎
ゲーム部分は非常に面白かったのだが、格闘シーンとか普通のトークシーンなんかが陳腐に感じて仕方ない。
主人公のキャラ設定自体に問題があるのかもしれないけれども、どうにもこうにも全く感情移入できなければ好感ももてなかったりして。
巻が進むにつれてゲームや組織自体の目的が明らかになりつつあるのはいいんだけれども、これってどこを終着点にして描いてるのかが今ひとつ良くわからない。
さてさて、今後はどうなるのだろう。
220冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)