こどもらしくないこども

ダブルブリッド Drop Blood 』中村恵里加
数年の沈黙を破り、堂々の完結を果たした“ダブルブリッド”待望の短編集。
かつて掲載された幾つかの過去編と、終わってしまった物語の終わらない続きを収録。
どれもこれも見事なまでのダブルブリッドぷりであり、読んでる間も読み終わってからも切なさ満開。
語られていない物語もまだまだあるのだろうけれども、それが語られる機会があれども、全ては挿話のはず。
ということで、長らく楽しませて貰った本編これにで完結ということで、ありがとうございました。
285冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

灼眼のシャナ XVII 』高橋弥七郎
正直本編発刊ペース遅すぎるくせに世界観が広がりすぎて状況が飲み込めない。
事態が突き進み、既にクライマックスに近づいてそうなことはわかるんだけれども、こりゃ隙を見て全巻読み直しでもしなきゃ本当の意味で楽しむことはできないんじゃなかろうか。
とりあず、次から始まる大戦争をどこまで理解できるかで自分の行動を決めようと思う。
286冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)

とある魔術の禁書目録SS (2) 』鎌池和馬
形態としては長編だが、実質的には一話10頁ほどのショートショート20話以上で構成された短編集。
これまでの物語、あるいはこれまでも語られることがなかった物語の裏側で発生した様々なサイドストーリー、というか裏設定みたいな。
超能力者魔術師一般人及び彼と彼女らの関係者が絡み合って、世界というのが多面的なもので構成されているということを明確に示しています。
当然のように続々と新キャラが投入され、本編で未だ描かれぬ色々が暴かれたりなんかしたことで、一体どこまで考えて作ってるんだよこの世界は、とか思わされたのですけれども。
287冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

ソード・ワールド短編集 狙われたヘッポコーズ』
短編集だが、表題作のみ抜粋して読んでみた。
ラムリースへのお運びクエスト終了直後の小さな事件。
自分の行った正義が、全ての人にとっての正義ではない、ということを見せ付けられる後味最悪な事件。
まあ正義の味方ってのは悪の敵ってのと同意なので、誰かが笑う以上誰かが泣くのは当然なんだが。
288冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)