たまったぶんを

されど罪人は竜と踊る? Dances with the Dragons』浅井ラボ
ファンタジー世界において科学を突き詰めて行った結果として、ファンタジーな損ザを凌駕する力を持つに至った人類の物語。
ハードでダークで暗鬱となったりもやもやさせられたりする、アンチ爽やか作品代表ともいえるシリーズ。
魔術ではなく、なんか化学式の極みみたいなものであくまでも物理的現象を生じさせることでバトっ足りするのだけれども、とてもとてもややこしくて生々しいので好みを分ける感じ。
個人的には面白かったが、ついていくのが大変だったというのも本当のところ。
314冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)

『真庭語』西尾維新
真庭忍軍初代十二頭領として選ばれることとなる四人の忍者の物語。
刀語と多少リンクはするものの、実質的には違う物語として楽しむほうが吉。
全て短編につき至極あっさり読めるのだけれども、近年の西尾テイストは十全に含まれてるので問題なし。
少なくとも残り8人分の物語は目論んでるようなので、是非とも刊行希望。
315冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界西尾維新
世界シリーズ第三弾。
今回も舞台は学校なんだけれども、生徒サイドではなく教師サイドから世界を見た場合、という感じ。
恐らく西尾維新の作品においてもっとも最年長な語り部なのだが、気づけば西尾維新より一歳下の俺が26歳になっている現状、つまり一歳年上であるところの西尾維新は27歳であり、その作者が作り出す等身大の語り部の年齢は、すなわち27歳であることが自然なのかなーと。
まあなんだかんだで未だ西尾維新作品には心揺さぶられるところが多いというか、表面的にとはいえ頷かされたり同意させられてリ納得させらてたりしてしまう、本当に何ら学生時代と変わることの無い俺としては、複雑な気持ち満載で一気読みした次第でした。
316冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)