一気に

かんなぎ〜校内ケガレ浄化合宿』竹井10日
かんなぎ、しかもアニメ版寄りな感じだが、初のノベライズ。
相変わらずのゆるっとした雰囲気に複数の小ネタを織り交ぜつつ、キャラの個性をいかして本編とは全く無関係といえなくもない外伝として上手く成立させている。
ただ、あくまでも漫画として表現すべき作品であるせいか、どうにも違和感は付きまとう感じ。
ファン以外だと楽しめないかナーと。
344冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)

魔女の生徒会長 IV 絶叫メリーゴーランド』日日日
毎回一つの校舎で破壊と殺戮の限りを尽くしてきた本シリーズ。
ついに最後のD校舎を舞台とした物語である。
生徒会長総選挙の名の下に繰り広げられるサバイバル。
そして、これまで決して破られることのなかった10年間の封印に終止符が。

相変わらず変人のみ登場し好き勝手に大暴れしつつ、中二病的設定がどんどん煮詰められてはられてたかどうかすら定かでない伏線が集束し、新たな謎が散りばめられて新展開を迎える。
ノリだけ楽しめば上等である。
345冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)

マリア様がみてる ハローグッバイ』今野緒雪
刊行開始直後中学生だった読者が、とっくに社会人になるほどの時間を使って描かれた、一年半の物語。
終わるとも知れなかった彼女たちの物語に、ついに幕がおろされた。
珍しく、といえばいいのか、ここ数回真っ直ぐ卒業式にむかって時を進めていた本編だが、今回の卒業式を持って完全に終了と相成った。
最後の送辞、答辞の流れは、まあ正直端折られた感じもするものの、これまでの足跡を共に見つめていた俺からするとそれなりに感極まる代物。
いつかまた、再読或いは短編かなんかで再開するときはくるだろうけれど、そのときまでしばし、ごきげんよう。
346冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

モンスターハンター 疾風の翼2』氷上慧一
初の過去編、そして亜種編。
前回はオトモアイルーとの絆を描いたが、今回はMHP2Gで大量に追加された亜種に纏わる物語。
“疾風の翼”と称えられていた4年前、そして復活を果たした“片翼の翼”としての現在。
亜種という括りがもたらした、追憶と決意を大いに描く。
にしても、この物語を読むにつれて狩りに行きたくなる。
というか、ここまで見事に世界観を再現できるのならば、ゲーム自体にももっとシナリオめいた要素を追加してみてもいいんじゃないかと思ってしまう。
347冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

“文学少女” と恋する挿話集1』野村美月
本編は終わったものの各所で掲載されていた短編が膨大なため、しばらく続くみたいな文学少女
というか次は外伝とかいう名目で普通に本編終了後の話するみたいなんだが・・・まあいいか。
さて、今回は短編と中編を織り交ぜつつ、本編の隙間や裏側やその後の話を描いている。
本編中では殆ど語られることのなかった文学少女の交友関係や学校生活がふんだんに描かれており、ファンとしては堪らない内容。
当然毎話毎話何かしらの小説に関する描写が満ち満ちており、そっち方面のフォローも万全。
今後の展開も楽しみである。
348冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

鋼殻のレギオス XI インパクト・ガールズ』雨木シュウスケ
またもや短編。
ただし、今回はレイフォンに初めての男友達(一般人)が誕生するという、重要っちゃあ重要な出来事が発生。
中身としても恒例の恋愛ネタをメインに、一つだけ戦闘重視な過去話を挿入してるだけという非常にライトな一冊に終わっている。
エンターテイメントとしては非常に楽しめた感じなので満足。
349冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

『灼熱のエスクード3 I WILL CATCH U』貴子潤一郎
当代のレディ・キィの発見とレディ・ルージュ復活に伴い、1000年の中で、最も最悪な状況を迎えることとなったエスクード。
剣士は捕らえられ、殺戮者は死を求められる。
かつてない絶望の中、何も選ぶことをしなかった少年は一つの決意を抱き、立ち上がる。
残すところあと一冊、絶望しか見出せない世界の未来をかけた戦いを見届けよう。
350冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)