神作

『ディバイテッド・フロント1 隔離戦区の空の下』高瀬彼方
正直俺の中で作家:高瀬彼方がある程度特別な位置にいるのはこの作品の存在が非常に大きい。
謎の敵性生物に侵略され続ける世界の中の隔離戦区で戦うことを余儀なくされた少年少女や大人たち。
既に自分の今後が勝手に宿命付けられているなか、時折絶望したり錯乱したりしつつもただただ懸命に戦い抜く彼らの葛藤や決意なんかが全力で描かれている。
複数のキャラが各々一人称で語り続ける物語は、人それぞれが抱えている様々な思いを白日の下に曝していく。
多分読むのは二度目か・・・精精三度目だとは思うが、相変わらず面白くも、切ない。
120冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)

『ディバイテッド・フロント2 僕らが戦う、その理由』高瀬彼方
色んな真実が明らかになり、一巻で想定されていたよりも遥かに人類が劣勢であることが示される。
次々に訪れる最悪の事態、必死で戦う彼らを嘲笑うかのように一体の憑魔が牙をむく。
半年前の悪夢の残渣を打倒するために、彼らは大いなる犠牲を払うこととなる。
一切合財容赦なく、ただただ真実のみが突きつけられる。
121冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)