読書日和

『TOY JYOY POP』浅井ラボ
見た感じ関係不明な一団がファミレスでグダグダ喋ってみたりする光景をダラダラ描く、と思わせておいて売春組織や都市伝説や完全犯罪とやらを題材にした相変わらずブラックすぎるライトなノベル。
複雑怪奇且ついかれすぎた文章表現が良いといえば良いしわかりにくいといえばわかりにくい。
とはいえ竜踊よりは大分とっつきやすかった、しかしやはり戦闘シーンは好みでない。
145冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)

チーム・バチスタの栄光<上>』海堂尊
メディアミックス前に速攻で読んだので、俺の中で原作が大分風化した感触だったので再読。
ハードカバーと違い分冊版なので、グッチー立会いの二件のバチスタ症例直後までしか描かれておらず、真の主役ともいえるアノ人は未だ現れず。
ここまでは大学病院の腐った状況と一つの命に立ち向かうスタッフの美しさとグッチーの何気に凄いところにスポットが当たってるだけといった感じ。
まああくまでも導入部分という言い方も出来るかもしれんが。
いずれにせよ、本番はここからである。
146冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

チーム・バチスタの栄光<下>』海堂尊
やはり傑作。
中盤から後半にかけての真相解明とその後の話の疾走感のものすごさ。
何より、白鳥登場後、一気に物語が躍動を始めるところはミステリ史上でも有数の面白さではなかろうか。
わかりにくいものの言ってることはなんとなくわからないでもない気がする発言の数々、教科書の知識だけではない重みの或る医療描写、それら全てが絡み合い非常に純度の高い物語に仕上がっている。
147冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)