一気読み

パラケルススの娘8 クリスマス・キャロル五代ゆう
物語は最終章に。
相変わらずなんか読みにくい文体にごちゃごちゃした展開。
ここまで来たので最後まで読むが、何が読みにくさの原因なのかはわからぬまま。
仰々しい表現もその要因の一つとは思うのだが、さてさて。
ついに彼女らの過去、そして2000年前から続く因縁の謎が明かされた。
重要そうでいて何気に脇役だった我らが遼太郎の運命やいかに。
179冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)

ソードワールド2.0 剣をつぐもの』北沢慶
滅亡直前の街で死に曝された少年少女。
自らの命を助けてくれた冒険者への憧れと、現実との妥協。
王道RPGにありがちな要素を全力で叩き込み、SW2.0の世界を舞台に新たな冒険が紡がれる。
明らかに壮大な冒険となりそうな要素を初っ端にぶちかましつつ、なんだかんだで個性的なキャラを布陣。
面白くならない要素は比較的少なそうであり、実際面白かったわけだが、とりあえずはまだまだ様子見。
2.0史上初の長編小説として、是非とも頑張っていただきたい。
180冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

赤朽葉家の伝説桜庭一樹
古びた田舎町に古くから君臨する一族の物語。
孫が祖母の人生を語る、みたいな形式なんだが、戦後間もなくから今に至るまでの時代背景を挿入しつつ、ドラマティックだったりミステリアスだったりする一人の女性とその一族の歴史を非常に上手く語っている。
久々の桜庭作品だったが、過去一番面白かった。
ラノベではないものの作風は非常にラノベ的であり、色々賞とっても作風自体は然程かわらないよなあという安心感を得られたので、未読のも幾つか読むことにしよう。
181冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)