3つ

『少女七竃と七人の可愛そうな大人』桜庭一樹
極々平凡だけど淫乱な母を持つ鉄な美少女とその家族、そして周囲の大人たちの物語。
なんとも不安定な文体ところころ主役が入れ替わる連作短編。
風変わりな少女を描くことに関しては一日の長がある感じの桜庭一樹
地方の一都市という閉鎖空間において一般人と懸け離れた存在の鬱々とした思い、とうのが生々しく描かれていたとも思いますが、まあなんか読んでてふわふわした感じになったというのが一番率直な感想です。
193冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆★)

『荒野』桜庭一樹
大人向けの恋愛小説家を父に持つさして特徴の無い中学一年生の荒野が子供から少女、そして大人未満になるまでの数年間を描いた作品。
相変わらず絶妙に少女と其の周りの元少年少女達を描く桜庭一樹に感服しつつ。
毎度毎度家庭環境が特殊すぎる主人公ばかりだけれど、よくよく考えてみればどの家庭においても何かしらの特殊性があって当然なわけだし。
だからまあ、これは極一版的な少女を描いた青春小説なんだと思います。
194冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

『小説ドラゴンクエスト』高屋敷英夫
9発売目前になんか滾ってきたのでつい。
20年前の作品、しかも恐らくはターゲットが子供のためか文章は微妙に稚拙だし色々端折りすぎだし表現も微妙だが、あのゲーム画面をここまでリアルな感じに膨らませたのは見事といえよう。オリジナルキャラやオリジナル設定の宝庫だし。とりあえずノリに任せて9までに持ってる分は読みきる予定。
195冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆)