空へ

『アイゼンフリューゲル』虚淵玄
普通に龍が空を飛び交う第二次世界大戦直前っぽい感じの異世界における、堕ちた英雄と神に挑む技術者達の熱きドラマ。
ひたすらに龍を目指す前半、現実と理想の狭間に苦悩する中盤、今に至るまでの過去への悔恨を描く後半。
全てにおいて熱く渋く重く深い、虚淵玄の持つ力を全て費やしたかのようなリアリズム。てっきり一冊で終わりかと思いきやこれは所謂プロローグ。たまらねえ。
222冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)