2009-08-09 そらのなかには 読書 『空の中』有川浩 鳥肌が。発刊から少したって読んだ時も衝撃だったが、その後いろんな有川作品を読んでからの再読で、あまりの凄さに鳥肌がとまらない。 導入部から最後まで、一切飽きさせることなくラブコメにしてSFにして自衛隊ものでもある物語を完全に描ききっている。そして最後に収録された、少年少女と偉大な老人の未来を描く掌編、人生の意味というのを全力で思い知らされた思いがする。 いやもうほんと、やられたって感じ。 232冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆)