きまいら

『キマイラ3』夢枕獏
登場人物があらかた出尽くしたのか今後の伏線ともいえる描写が次々に現れるが、それすらノリで覆すのが夢枕獏。連載期間が長すぎるため矛盾が生じたりリアルでの情勢変化に伴う内容の刷新を余儀なくされたりと、早い話が作中で書かれてることを真に受けすぎちゃ駄目ということ。や、面白いがね。
310冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

『キマイラ4』夢枕獏
飾り付けた文章ってのは小説としての形態をとるのにはある程度必要とは思うが、テンプレ的に毎度毎度似たようなのをとりつけるってのはどうなんだろうなあ。と、読めば読むほど思うわけだが、まあ通して読みでもしなけりゃ然程感じないかも。物語自体は順調に進展しつつも追加要素がそれ以上に多いため全く終わりは近づきません。同様に、面白さ自体も際限ないんですが。
311冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)