いっきに

スプライトシュピーゲル2』冲方丁
あまりにも絡み合いすぎてて、よくある群像劇とも一線を画した作品。対にして相似する彼女らとの絡み合いがなんともいえぬ。とはいえ構成が緻密すぎて再読ながらも理解しつくせなかった感が凄い。
324冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

オイレンシュピーゲル弐』冲方丁
やはり感情移入しやすいぶんこっちのが読みやすい。仲間と切り離されて悪戦苦闘する三人を中心に、自らの都市や骨化を守るため奮闘する渋い奴ら。狂ったテロリズムを抱えて自身の正義を世界に押し付けるやつらや至上の正義であるという自覚を笠に世界を蹂躙する奴らや、矛盾を抱えたまま己の宿業に殉ずる奴らの物語。
325冊目(☆☆☆☆☆☆☆☆☆★)